マーカートレーニングの始め方(クリッカー / Yes)
しつけの精度は「正解の瞬間を正確に伝えられるか」で決まります。その道具がマーカーです。クリッカーの音や「Yes」という言葉で、犬が正解したまさにその瞬間を切り取って伝えます。
マーカーは「正解の瞬間」を撮る写真
犬は1秒前の行動をすぐ忘れます。お尻が床についた瞬間に「Yes」と鳴らせば、「今のが正解だ」と正確に伝わります。逆に1秒遅れると、その時にしていた別の行動を覚えてしまいます。
詳しい仕組みはマーカー(Yes)の充電で解説しています。
充電:音=ご褒美を教える
最初にやるのは「充電」です。
- 静かな部屋で「Yes」と言う → すぐおやつ
- 犬は何もしなくてOK
- 間隔をバラバラにして10〜20回
「Yes」と言った瞬間に犬がパッとこちらを見たら、充電完了のサインです。
3つの鉄則
- 1マーカー=1ご褒美:鳴らしたら必ず毎回ご褒美を出す
- 短く・一定に:「Yes」だけを、感情を込めずはっきりと
- 順序は Yes が先:おやつを出してから鳴らすのは逆
セットで覚える「解除語」
止まる・待つ系のコマンドには、「もう動いていいよ」を伝える解除語(ブレイク)が必要です。マーカーと解除語、この2つが全トレーニングの土台になります。