Marker / マーカー
- かけ声
- Yes(またはクリッカー)
- どんなときに使う?
- すべてのトレーニングの最初の一歩。正解の瞬間を犬に正確に伝える道具を作る。
- 手の合図
- なし
- 「Yes」と言うタイミング
- 充電中は行動を問わない。「Yes」と言った直後に必ずご褒美を出し、音=ご褒美の関連を作る。
教え方
- 静かな部屋で、犬が落ち着いている状態を作る。
- 「Yes」と言う→すぐにおやつを渡す。犬は何もしなくてよい。
- 間隔をバラバラにして10〜20回繰り返す。
- テスト:「Yes」と言った瞬間に犬がパッとこちらを見たら充電完了。
習得レベル
やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。
Lv1 「Yes=ご褒美」の結びつきを作る。すべての練習の土台。
- やること
-
- 静かな部屋で、犬が落ち着いているときに「Yes」と1回言う。
- 言ったらすぐ(1秒以内)におやつをあげる。犬は何もしなくてよい。
- 言う間隔をバラバラにして、10〜20回くり返す。
- 合格ライン
- 「Yes」と言った瞬間に、パッと手元や顔を見る、5回続けて。
Lv2 場所が変わっても「Yes」が効く。
- やること
-
- 自宅の外の1か所で「Yes」と言う。
- すぐおやつをあげる。
- 「Yes」で犬がパッとこちらを見れば、外でも効いている。
- 合格ライン
- 「Yes」で即座に視線を向ける、5回続けて。
- 先に終えるレベル
- マーカーのLv1
おやつの減らし方
「マーカー→ご褒美」の結びつきは一生抜かない。後で抜くのは“どれくらいの頻度で行動を強化するか”であって、鳴らした後のご褒美ではない。
いろいろな場所・状況で試す
新しい環境に行くたびに、数回だけ再充電するとよい。
うまくいかないとき
鳴らしたのにご褒美を出さない時がある
マーカーが弱くなる最大原因。鳴らしたら必ず毎回出す。
マーカーを長い文章や感情的な声で言ってしまう
「Yes」だけを短く・はっきり・一定の声で。
おやつを先に出してから鳴らしている
順序が逆。必ず「Yes」が先、その後に手がおやつポーチへ動く。
安全のための注意
音に敏感な犬には大きなクリッカーで驚かせない。柔らかい音のクリッカーか言葉を使う。
ヒント
このスキルの精度が、以降すべてのコマンドの精度を決める。最重要。