Fetch / もってきて

成犬期に学ぶ 生活スキル 中級 少しずつ形にする
かけ声
もってきて / とってこい
どんなときに使う?
投げた物を追い、くわえて手元へ持ち帰る。運動欲求の発散・雨の日の室内運動・知的刺激に最適。引っ張りっこやちょうだいとセットで完成する。
手の合図
物を投げる動作そのもの。
「Yes」と言うタイミング
くわえた物を持って“こちらへ向かって戻り始めた”瞬間。

先に覚えておくこと

教え方

  1. 犬が好きなおもちゃを30cm先に転がす→追ってくわえたら「Yes」。
  2. くわえたら名前を呼ぶ/後ずさりして、こちらへ来るのを誘う。来たら「Yes」。
  3. 戻ってきたら「ちょうだい」で手に渡させる→すぐまた投げる(戻る=もう一度遊べる)。
  4. 距離を1m→3m→5mとのばす。途中で遊び始めたら、追いかけず一度終了(遊びが止まる)。

習得レベル

やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。

Lv1 持来(もってきて)の第一歩。物を追ってくわえる。
やること
  1. 好きなおもちゃを30cm先に転がす。
  2. 追ってくわえたら「Yes」→ご褒美。
合格ライン
転がした物をくわえる、5回続けて。
先に終えるレベル
マーカーのLv1ちょうだいのLv1
Lv2 投げた物を持ち帰る往路ができる。
やること
  1. くわえたら名前を呼ぶ/自分が後ずさりして、来るのを誘う。
  2. こちらへ戻ってきたら「Yes」→ご褒美。
合格ライン
物をくわえて手元へ戻る、10回中7回。
先に終えるレベル
もってきてのLv1
Lv3 もってきて遊びが一連の流れとして成立する。
やること
  1. 戻ってきたら「ちょうだい」で手に渡させる。
  2. 渡したらすぐまた投げる(戻る=もう一度遊べる)。
合格ライン
投げる→くわえる→手に渡す、の往復を10回中7回。
Lv4 運動量を確保できる実用的なもってきてになる。
やること
  1. 投げる距離を3m→5mとのばす。
  2. 5m先から往復して手に渡せたら「Yes」。途中で遊び始めたら一度終了する。
合格ライン
5m先からの往復を10回中7回。
先に終えるレベル
もってきてのLv3

おやつの減らし方

“また投げてもらえる”こと自体が最大の報酬。おやつより「即・再投球」をご褒美に使う。

いろいろな場所・状況で試す

ボール→ダミー→好みでない物、室内→庭→公園と環境を広げる。

うまくいかないとき

くわえたまま戻らない/逃げ回る

追いかけると“追いかけっこ”が報酬になる。逆に自分が後ずさり・しゃがむと寄ってくる。戻ったら即投げて強化。

物を渡さない

先に「ちょうだい」を仕上げる。2個使い、戻ったら2個目を見せて1個目を放させる。

似たコマンドとの違い

おいで=自分が手元に来る/もってきて=物をくわえて手元に持ち帰る。運ぶ対象の有無が違う。

安全のための注意

硬すぎるボール・棒は歯折れ・口内裂傷の原因。サイズの合った布/ゴム製を。投げ過ぎの関節負担にも注意。

出典