Wait / 待って

思春期に学ぶ 待つ・とどまる 初級 できた瞬間をほめる
かけ声
Wait / 待って
どんなときに使う?
ドアの前・車から降りる時・横断歩道。突進を防ぐ衝動制御。
手の合図
開いた手のひら(まてと同じ)または上げた手。
「Yes」と言うタイミング
合図で犬が前進をやめ、止まった/待った瞬間。止まりを強化し、解除で進ませる。

先に覚えておくこと

教え方

  1. ドアに近づき「待って」。ドアノブに手をかける。犬が突進したらドアは止まる/閉まる(ドアが開くこと自体がご褒美)。
  2. 犬が控えた瞬間に「Yes」→解除語でドアを通す(「OK」)。
  3. 食器・車・縁石へと般化する。

習得レベル

やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。

Lv1 ドアからの突進を止める(脱走・飛び出し予防)。
やること
  1. 犬を連れてドアの前に立ち、「待って」と言う。
  2. ドアノブに手をかける。犬が前に出ようとしたら、手を止める(ドアは開けない)。
  3. 犬が控えたら「Yes」→「ブレイク」でドアを通す。
合格ライン
前進をやめて控える、10回中8回。
先に終えるレベル
マーカーのLv1解除のLv1
Lv2 開いても出ない一時停止。
やること
  1. 「待って」と言って、ドアを少しだけ開ける。
  2. 犬が出ようとしたら、すぐ閉める。
  3. 飛び出さず待てたら「Yes」→「ブレイク」で通す。
合格ライン
飛び出さない、10回中8回。
先に終えるレベル
待ってのLv1
Lv3 食事の興奮をコントロール。
やること
  1. ごはんを持って「待って」と言う。
  2. 食器を床に置く。犬が突進したら、食器を持ち上げてやり直す。
  3. 待てたら「ブレイク」と言って食べさせる。
合格ライン
食器へ突進せず待つ、10回中8回。
先に終えるレベル
待ってのLv1
Lv4 横断・段差の前で止まる安全習慣。
やること
  1. 散歩中、段差や縁石の手前で立ち止まり「待って」。
  2. 犬も立ち止まったら「Yes」。
  3. 安全を確認して「ブレイク」で進む。
合格ライン
立ち止まる、10回中8回。
先に終えるレベル
待ってのLv2ゆるリードのLv1
Lv5 乗り降りのときの飛び出し防止(交通安全)。
やること
  1. 車の中の犬に「待って」と言う。
  2. ドアを開ける。降りようとしたら閉めてやり直す。
  3. 飛び降りず待てたら「ブレイク」で降ろす。
合格ライン
飛び降りずに待つ、10回中8回。
先に終えるレベル
待ってのLv2

おやつの減らし方

“ドアを通れる・食器が来る”という生活報酬がすぐに食べ物の代わりになる。

いろいろな場所・状況で試す

主に誘惑・衝動制御。時間は短くてよい設計。

うまくいかないとき

まてと待ってを同じものとして教える

犬が“位置を保つのか・一瞬止まるだけか”混乱する。別の号令として、時に同じセッションで両方を練習し区別を明確にする。

突進した後に通してしまう

突進を強化することになる。控えてから解除する。

似たコマンドとの違い

待って=姿勢は問わず“次の合図まで一瞬止まる”/まて=戻るまで“その位置”を保つ。

安全のための注意

道路・車のドア・階段での中核的な安全合図。

出典