Polite greeting / 飛びつかない挨拶

思春期に学ぶ がまんを教える 中級 できた瞬間をほめる
かけ声
なし(飛びつかない“デフォルト行動”。座って出迎えさせる時は「すわれ」)
どんなときに使う?
来客・出迎え・散歩中のすれ違いで人に飛びつかない。飛びつきの“代わりに”4本足/座を強化する。
手の合図
なし
「Yes」と言うタイミング
興奮場面で4本足が床についている瞬間、または自発的に座った瞬間。

先に覚えておくこと

教え方

  1. 飼い主がしゃがむ・手を叩くなどで“軽く興奮を煽る”試行を作る。
  2. 飛びつかず4本足/座のままでいられたら「Yes」→ご褒美(成功)。
  3. 飛びついてきたら、無言で体を背ける/一歩引く(注目を外す)。落ち着いたら「オフ」で前足を下ろさせる=その試行は失敗としてカウント。
  4. 煽り→飛びつかない、を反復。最後に散歩での“すれ違い”で機会を記録して仕上げる。

習得レベル

やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。

Lv1 落ち着いた出迎えを“ふつう”にする。
やること
  1. あなたが静かに犬へ近づく(あいさつの場面を作る)。
  2. 犬が飛びつかず、4本足のまま/座ったままでいられたら「Yes」→おやつ。
  3. 飛びついたら、何も言わず体を背ける(注目を外す)。
合格ライン
飛びつかず、4本足/座ったまま、10回中8回。
先に終えるレベル
おすわりのLv4
Lv2 興奮させられても飛びつかない。
やること
  1. 手を叩く・しゃがむなどで、少し興奮させる。
  2. 飛びつかなければ「Yes」→おやつ。
  3. 飛びついたら「オフ」で前足を下ろさせ、その回は失敗としてやり直す。
合格ライン
飛びつかない、10回中8回(飛びついたら「オフ」で下ろす=その回は失敗)。
Lv3 他人に飛びつかない(社会的信頼・安全)。
やること
  1. 散歩中、通行人とすれ違う場面で、犬を自分の横につけておく。
  2. 飛びつかずにすれ違えたら「Yes」→おやつ。
  3. すれ違いの機会を10回数え、飛びつき0が8回以上で合格。
合格ライン
すれ違い10回のうち、飛びつき0が8回以上。
先に終えるレベル
飛びつかない挨拶のLv2

おやつの減らし方

出迎えや人との接触自体が報酬。飛びつかない時だけ接触が許される、を徹底する。

いろいろな場所・状況で試す

静かに近づく→強く煽る→屋外で通行人とすれ違う(実地集計)、と難度を上げる。

うまくいかないとき

飛びついた時に膝で押す・大声で叱る

犬には“構ってもらえた”と映り強化される。注目を完全に外すのが最も効く。

家族で対応がバラバラ(ある人は飛びつきを許す)

全員が同じ基準(4本足の時だけ構う)で一貫させる。

似たコマンドとの違い

オフ=乗った/前足をかけた状態から“降ろす”号令/飛びつかない挨拶=そもそも飛びつかないデフォルト行動。

安全のための注意

子ども・高齢者への飛びつきは転倒事故につながる。早期に最優先で。

出典