Stand / たて
- かけ声
- Stand / たて
- どんなときに使う?
- 動物病院の診察・グルーミング・足拭き・体のチェック。
- 手の合図
- 平らな手を、地面と平行に犬から真っ直ぐ後ろへ引く。
- 「Yes」と言うタイミング
- 犬が四本足でしっかり立った、まさにその瞬間。
先に覚えておくこと
教え方
- おすわりから、おやつを鼻先に当てて真っ直ぐ後ろへ引く。犬は追って立ち上がる。
- 立った瞬間に「Yes」→立ったままご褒美(鼻の高さで渡し、座り直さないように)。
- 空の手のルアー(手を平行に引く=ハンドサイン)へ。ご褒美は反対の手から。
- ハンドサインの直前に「たて」。
- 立止のキープは、誘惑下で約30秒保ててから距離を足す。
習得レベル
やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。
Lv1 「立つ」姿勢を覚える、最初のステップ。
- やること
-
- 犬を座らせる。鼻先におやつを近づける。
- おやつを鼻先からまっすぐ前へ動かす。前へ出ようとして4本足で立つ。
- 立った瞬間に「Yes」→その姿勢のままおやつ。まだ「たて」とは言わない。
- 合格ライン
- おやつにつられて4本足で立ち、歩き出さない。5回続けてできれば合格。
- 先に終えるレベル
- おすわりのLv1
Lv2 おやつがなくても、合図で立てるようにする。
- やること
-
- おやつは持たず、Lv1と同じ「前へ動かす」手の動きだけをする。
- 立ったら「Yes」→反対の手に持ったおやつ。
- 言葉はまだ言わない。
- 合格ライン
- 手の合図だけで立つ、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- たてのLv1
Lv3 「たて」という言葉と、立つ動きを結びつける。
- やること
-
- 先に「たて」と1回言う。
- そのすぐ後に、前へ動かす手の合図を出す。
- 立ったら「Yes」→おやつ。くり返して言葉を覚えさせる。
- 合格ライン
- 10回くり返す。合図を出す前に立ち始めるのが10回中5回以上で、言葉が入ったサイン。
- 先に終えるレベル
- たてのLv2
Lv4 言葉だけで立つ=「たて」を覚えた状態。
- やること
-
- 「たて」と1回だけ言う。
- 手の合図は出さず、2〜3秒待つ。
- 立ったら「Yes」→おやつ。立たなければLv3に戻る。
- 合格ライン
- 言葉だけで2秒以内に立つ、10回中9回・言い直し0回で合格。ここで“言葉のたて”が完成。
- 先に終えるレベル
- たてのLv3
Lv5 診察やお手入れの基本姿勢。
- やること
-
- 「たて」で立たせる。
- すぐ渡さず、2秒数える。
- 2秒間動かず立っていられたら「Yes」→おやつ。歩き出したら1秒に短くしてやり直す。
- 合格ライン
- 動かず2秒間立っていられる、5回続けて。
- 先に終えるレベル
- たてのLv4
Lv6 健康チェックやタオル拭きが楽になる。
- やること
-
- 「たて」で立たせる。
- 立っている間に、背中やお腹をやさしく撫でる。
- 撫でても立ったままなら「Yes」→おやつ。動いたら、触る時間を短くしてやり直す。
- 合格ライン
- 撫でられても立ったまま、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- たてのLv5
おやつの減らし方
数回で空の手に切り替える。
いろいろな場所・状況で試す
時間(立ち姿勢を保つ)→距離・誘惑。
うまくいかないとき
立つのではなく前に歩いてしまう
ルアーを後ろへ少しだけ引く。立ち上がった瞬間に即ご褒美。
「Yes」と同時に座り直す
立った鼻の高さでご褒美を渡し、マークを少し早める。
安全のための注意
診察・乾燥・爪切りに便利。リラックスして教えると扱いが楽になる。