Stand / たて

子犬期に学ぶ 基本の姿勢 初級 おやつで誘導する
かけ声
Stand / たて
どんなときに使う?
動物病院の診察・グルーミング・足拭き・体のチェック。
手の合図
平らな手を、地面と平行に犬から真っ直ぐ後ろへ引く。
「Yes」と言うタイミング
犬が四本足でしっかり立った、まさにその瞬間。

先に覚えておくこと

教え方

  1. おすわりから、おやつを鼻先に当てて真っ直ぐ後ろへ引く。犬は追って立ち上がる。
  2. 立った瞬間に「Yes」→立ったままご褒美(鼻の高さで渡し、座り直さないように)。
  3. 空の手のルアー(手を平行に引く=ハンドサイン)へ。ご褒美は反対の手から。
  4. ハンドサインの直前に「たて」。
  5. 立止のキープは、誘惑下で約30秒保ててから距離を足す。

習得レベル

やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。

Lv1 「立つ」姿勢を覚える、最初のステップ。
やること
  1. 犬を座らせる。鼻先におやつを近づける。
  2. おやつを鼻先からまっすぐ前へ動かす。前へ出ようとして4本足で立つ。
  3. 立った瞬間に「Yes」→その姿勢のままおやつ。まだ「たて」とは言わない。
合格ライン
おやつにつられて4本足で立ち、歩き出さない。5回続けてできれば合格。
先に終えるレベル
おすわりのLv1
Lv2 おやつがなくても、合図で立てるようにする。
やること
  1. おやつは持たず、Lv1と同じ「前へ動かす」手の動きだけをする。
  2. 立ったら「Yes」→反対の手に持ったおやつ。
  3. 言葉はまだ言わない。
合格ライン
手の合図だけで立つ、10回中8回。
先に終えるレベル
たてのLv1
Lv3 「たて」という言葉と、立つ動きを結びつける。
やること
  1. 先に「たて」と1回言う。
  2. そのすぐ後に、前へ動かす手の合図を出す。
  3. 立ったら「Yes」→おやつ。くり返して言葉を覚えさせる。
合格ライン
10回くり返す。合図を出す前に立ち始めるのが10回中5回以上で、言葉が入ったサイン。
先に終えるレベル
たてのLv2
Lv4 言葉だけで立つ=「たて」を覚えた状態。
やること
  1. 「たて」と1回だけ言う。
  2. 手の合図は出さず、2〜3秒待つ。
  3. 立ったら「Yes」→おやつ。立たなければLv3に戻る。
合格ライン
言葉だけで2秒以内に立つ、10回中9回・言い直し0回で合格。ここで“言葉のたて”が完成。
先に終えるレベル
たてのLv3
Lv5 診察やお手入れの基本姿勢。
やること
  1. 「たて」で立たせる。
  2. すぐ渡さず、2秒数える。
  3. 2秒間動かず立っていられたら「Yes」→おやつ。歩き出したら1秒に短くしてやり直す。
合格ライン
動かず2秒間立っていられる、5回続けて。
先に終えるレベル
たてのLv4
Lv6 健康チェックやタオル拭きが楽になる。
やること
  1. 「たて」で立たせる。
  2. 立っている間に、背中やお腹をやさしく撫でる。
  3. 撫でても立ったままなら「Yes」→おやつ。動いたら、触る時間を短くしてやり直す。
合格ライン
撫でられても立ったまま、10回中8回。
先に終えるレベル
たてのLv5

おやつの減らし方

数回で空の手に切り替える。

いろいろな場所・状況で試す

時間(立ち姿勢を保つ)→距離・誘惑。

うまくいかないとき

立つのではなく前に歩いてしまう

ルアーを後ろへ少しだけ引く。立ち上がった瞬間に即ご褒美。

「Yes」と同時に座り直す

立った鼻の高さでご褒美を渡し、マークを少し早める。

安全のための注意

診察・乾燥・爪切りに便利。リラックスして教えると扱いが楽になる。

出典