Stay / まて
- かけ声
- Stay / まて
- どんなときに使う?
- ドアの開閉時・来客時・食事の準備中など、その場で待たせたい時。安全行動。
- 手の合図
- 開いた手のひらを犬に向ける「ストップ」のサイン。
- 「Yes」と言うタイミング
- 姿勢を保っている“最中”に(崩れる前に)「Yes」→ご褒美。解除語で終わる。最初は1〜2秒保てたら強化。
先に覚えておくこと
教え方
- おすわり/ふせをさせる。1〜2秒待って姿勢のままご褒美→解除語(「OK」)。
- 保っている間に「いい子、まて」と添え、開始時に「まて」+手のひらサイン。
- 時間を最優先:1秒ずつ伸ばし、保っている最中にご褒美。
- 次に距離:一歩下がる→戻る→ご褒美。距離を足す時は時間を短く戻す。
- 最後に誘惑。
- まてでは“呼び戻して終わる”のではなく、必ず犬の所へ戻ってから解除する。
習得レベル
やさしいレベルから順に、「合格ライン」を満たしながら進めます。「先に終えるレベル」が書いてあるときは、それをクリアしてから挑戦してください。
Lv1 「終わりの合図まで待つ」を覚える、まての土台。
- やること
-
- 犬を座らせる(または伏せ)。「まて」と言う。
- 1秒たったら、終わりの合図「ブレイク」と言って犬を動かす。
- ブレイクの言葉まで動かなければ「Yes」→おやつ。
- 合格ライン
- 終わりの合図まで動かない、5回続けて。
Lv2 待てる時間を増やす。
- やること
-
- 「まて」と言う。
- 心の中で10秒数える。
- 10秒間、姿勢を崩さず待てたら「ブレイク」→「Yes」→おやつ。崩れたら秒数を短くしてやり直す。
- 合格ライン
- 終わりの合図まで10秒、姿勢を保つ、5回続けて。
- 先に終えるレベル
- まてのLv1
Lv3 食事中・玄関対応に使える長さ。
- やること
-
- 「まて」と言う。
- 30秒数える。
- 30秒待てたら「ブレイク」→「Yes」→おやつ。
- 合格ライン
- 終わりの合図まで30秒、姿勢を保つ、5回続けて。
- 先に終えるレベル
- まてのLv2
Lv4 あなたが離れても待てる(距離の始まり)。
- やること
-
- 「まて」と言う。
- その場で1歩下がって、すぐ戻る。
- 動かず待てていたら「ブレイク」→「Yes」→おやつ。
- 合格ライン
- 1歩下がって戻る間、待てる、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- まてのLv3
Lv5 もっと離れても待てる。
- やること
-
- 「まて」と言う。
- 3m離れて、3秒待ってから戻る。
- 動かず待てていたら「ブレイク」→「Yes」→おやつ。
- 合格ライン
- 3m離れて戻る間、待てる、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- まてのLv4
Lv6 見えなくても待てる(留守番・来客の土台)。
- やること
-
- 「まて」と言う。
- 部屋を出て、5秒たってから戻る。
- 戻ったときも待てていたら「ブレイク」→「Yes」→おやつ。
- 合格ライン
- 部屋を出て戻った時も待てている、10回中8回。
- 先に終えるレベル
- まてのLv5
Lv7 誘惑があっても待てる。
- やること
-
- 「まて」と言う。
- 1m先の床におやつを置く。
- 取りに行かず15秒待てたら「ブレイク」→「Yes」→手持ちの別のおやつ(床の物は取らせない)。
- 合格ライン
- 取らずに15秒待てる、10回中8回。
Lv8 脱走を防ぐ=命を守る、まての本番。
- やること
-
- 玄関で「まて」と言う。
- ドアを開ける。犬が出ようとしたら、いったん閉めてやり直す。
- 飛び出さず3秒待てたら「ブレイク」と言って一緒に出る。
- 合格ライン
- ドアを開けても飛び出さず3秒待ち、合図で出る、10回中9回。
- 先に終えるレベル
- まてのLv5
おやつの減らし方
ご褒美の間隔をバラバラに。犬が“終わり”を予測して崩れないようにする。
いろいろな場所・状況で試す
このコマンドは3Dそのもの。厳密に一度に1つのD。新しいDを足す時は他をゆるめる。
うまくいかないとき
解除語を教えていない
犬が勝手に動く。先に解除語(#解除語)を教える。
犬が動いてしまう(崩れる)
叱らず、静かに元の位置へ戻して再挑戦。そして簡単に(短く・近く)する。
距離と時間を同時に上げている
難しすぎる。Dは1つずつ。
毎回同じ間隔でご褒美→終わりを予測して崩れる
間隔をランダムにする。
じわじわ前に出てくる
毎回きっちり元の位置に戻し、正しい場所でだけご褒美。
似たコマンドとの違い
まて=戻って解除するまで“その位置”を保つ/待って(Wait)=次の合図までの一時停止。
安全のための注意
信頼できるまては道路際・玄関での安全行動。焦らず、罰を使わず作る。